STORY挑戦の物語
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2005-2016
NPO法人海さくらは、2005年より活動を開始し、浜に危険な釘が多く落ちている事実にショックを受けました。釘をなくすため、市や県に協力を要請しましたが、釘が減る様子はありませんでした。
そこで、「自分たちで拾おう!」「しかも楽しく!」というコンセプトで、釘を多く拾うことを競うゲームを毎月開催しました。しかし、釘はまた、浜に出てきます。海の家の方たちに、「怒り」ではなく「寄り添っていく」という決意をし、2017年にようやく「釘のない海の家」を片瀬東浜に建設できることになりました。
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2017
海の家の解体後、浜に多くの「釘」が取り残され、危険なビーチがありました。
釘を少しでも減らすべく、釘を一本も使わない海の家を建築することで、他の海の家や全国の浜への手本として、「安心」「安全」な浜づくりを目標としたこのプロジェクトは始まりました。 -
2018
毎年多くの海水浴客が来る「片瀬東浜」から「釘」が大幅になくなりました。
前年から引き続き、子どもたちと一緒にワークショップを行ったり、千葉の浜でも「釘のない海の家」が建築されたりと、積極的に目標に向かって活動しました。 -
2019
片瀬東浜の海の家の皆さまと一緒に、年に4回、「釘」を中心にゴミ拾いを行いました。
東浜全体で、東浜を日本一キレイで「安心」「安全」な浜にし、全国のモデルケースとなるような1歩が始まりました。 -
2020
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、海水浴場は開設されませんでしたが、
「海・浜の環境維持」「安全・安心な海辺づくり」の拠点としての運営が始まりました。 -
2021
本来の目標であった東浜の「釘」を減らすためだけでなく、海をキレイにするための象徴、
中心的存在として、東浜全体をひとつにし、様々な取組や発信をする場となりました。
「釘のない海の家」から
「東浜魂プロジェクト」への道
「釘のない海の家」を安心・安全な浜・海づくりの拠点として、片瀬東浜の海の家や海水浴場協同組合の他、たくさんの方と力を合わせて、
東浜全体でサステイナブルな取組・「東浜魂プロジェクト」が生まれました。