2017年6月3日(土)

「釘のない海の家」の天幕に絵を描こうワークショップを実施しました。

天幕に絵を描こうワークショップを開催させていただいた理由

「家をつくる」となると、多くの皆様は、施工会社を選定して、デザインしてもらい、建設してもらう。というイメージがあると思います。
でも、大昔の人達は、自分達で家をつくり工夫をして、暑さや寒さ対策、快適さなどを追及してきましたね。自然環境と共存し、たまには壊れてしまい、自分達で建てたからこそ、自分達で直し、また修繕しながら生活を継続させてきたと思います。

自分達の手で、作り上げていく事で、その「家(物)」に愛着を生み、大切にし、そこから何かを学び、「自分ごと」として「家(物)」をとらえ、意味と広がりを考えてくれると思いました。

今回の「釘のない海の家」は、信頼ある、木のプロフェッショナル集団「長谷萬カスタムホームズ」さんが施工を大きく見守ってくれますが、なるべく、自分達の手で作っていきたいという思いがあります。

天幕のデザインを、アーティスト「野老朝雄(ところあさお)」さんにお願いしました。
△や□が組み合わさり、色々なつながりを表現し、魚やタツノトオシゴや、クラゲやアマモを描いてくれました。

そこに、ちびっ子たち約30人でそれぞれに色を塗ってもらい、それぞれの生物に命をふきこんでくれました。

片瀬小学校の体育館をお借りしちびっ子たちが集まってきたとき、元気ハツラツで、体育館を走り回る姿をみて、描かれた魚たちの色は、大変なことになり、それもまた最高の味となり、片瀬東浜で約2か月間、存在感を出すのだろうと!!
思いました。

でも、実際に始まると、あんなに暴れていたちびっ子たちは、真剣そのもので、そのギャップにビックリしました。
完成すると、嬉しそうな笑顔が広がり、見ている自分も嬉しかったです。そして、7月に自分達で描いた天幕が、灼熱の太陽とコラボレーションし、ひかり輝く姿を見に来てくれると思いました。

多くの皆様の多大なる協力のもと、素敵な本当に素敵な天幕が出来ました。
いつも感謝でしかありません。ありがとうございました。

これから、6月10日(土)13時から釘のない海の家のアーチを作ろうワークショップも実施します。

当日の報告

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